ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION(Switch版)のレビュー【ネタバレなし】

画像引用元：ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION ダウンロード版 | My Nintendo Store（マイニンテンドーストア）

お世話になっております、成宮一茶です。

今回は2019年4月25日にSwitch版で配信されたソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（略称：HR）のレビューをお届けしていきます！

私はニンテンドーeショップで、2023年7月4日の56％セール期間中にSwitchのダウンロード版を購入しました。通常価格6,270円（税込）に対して、セール価格2,790円（税込）で手に入れることができました。

私はソードアート・オンライン（略称：SAO）のアニメは観ていましたが、今回HRが初めてプレイしたSAOのゲームとなりました。アニメは面白かったですが、ゲームも面白いのか不安な気持ちでしたが、購入してみました。

この記事では、私のように購入前に感じていた不安や疑問を解消し、これからソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）をプレイしようか検討されている方に向けた記事となっています。

以下、本記事の目次となっております。

①ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション（HR）の評価は？このゲームはおすすめできるか？
②ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）のゲーム概要
③ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）の良いところ
④ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）の惜しいところ
⑤まとめ
- ■トータルで考えると、かなりの良ゲー

①ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション（HR）の評価は？このゲームはおすすめできるか？

星５中、星3.5の評価です。後に詳しくご説明しますが、PS4版のHRであれば、星4の評価でした。

アニメを知っている身からすると、ストーリーの質も重厚で、バトルシステムもかなり楽しめました。しかし、私がプレイしたSwitch版では画質が比較的低いため、今回は星3.5という評価になりました。

PS4版のHRであれば、かなりおすすめできます。画質面を気にせず、バトル系のゲームがお好きな方には、Switch版もおすすめできます。

アニメゲー（その作品のアニメを知っているからこそ楽しめるゲーム）という要素もあるため、アニメを知らない方はストーリーを十分に楽しむことができない可能性があります。また、ゲームのシリーズとしての繋がりも強く、前作のSAOのゲームやアニメを知らなければストーリーにおいて不明な点が多く出てくることがあります。

そのため、SAOのアニメとゲームを未体験の方には、強くおすすめできない作品と言えます。

ですが、私個人としてはHRはかなり面白い作品ではあるので、気持ちとしてはおすすめしたいゲームです！

それでは、③この作品の魅力や良かった点について、②ゲーム概要の後にお伝えしたいと思います。ゲーム概要を既にご存知の方は、③にお進みください。

②ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）のゲーム概要

ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）は、『ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション』のゲーム本編に加え、DLCやアップデートコンテンツが収録された完全版のゲームです。

最初にソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーションは、2016年10月27日にPS4およびPS Vita向けに発売されました。その後、2019年4月25日にDELUXE EDITION版がSwitch向けに発売されました。価格は6,270円（税込）で、2023年7月4日のセール期間中には56％オフのセール価格2,790円（税込）で購入することができました。

対応ハードは、Switch/PC/PS4/PS Vitaです。

ゲーム内容は、簡単に言うと、ゲームの世界の中のゲームをプレイするものです。SAOの世界では、プレイヤーはゲームの世界に入り、自身のキャラクターを操作して冒険することができます。ゲーム内でのキャラクターの行動や戦闘は、現実世界のように体を動かすことで体現されます。

「ゲームの中のゲーム？」と、イメージしにくいかもしれませんが、SAOのアニメの1話をご覧いただくと、その疑問が解消されるかと思います。良かったらご覧ください。

この「ゲームの内部に入るシステム」の魅力がわかると、SAOの世界がいかに魅力的なものかわかります。HRはSAOのゲームの中でも評価が高い作品であり、私がプレイして良かった点についてお伝えしていきます。

③ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）の良いところ

■縦横無尽に駆け回るバトルシステム

HRの一番の魅力は、オートバトルではなく完全なアクションゲームであるところだと思います。3Dのゲーム内を自由に動き回り、攻撃回避も自分の意のままに行えます。もしキングダムハーツのゲームのバトルシステムをご存知であれば、それに似たような感覚があります。

そのバトルシステムにハマってしまい、1週間連続でメインストーリーの最後までプレイ（プレイ時間：約40時間）しました。かなり楽しかったです。

オンラインプレイでは、他のプレイヤーとも一緒にプレイすることができ、バトルの臨場感をより一層味わえます。

私はゲームに関して一定の画質を求めてしまうのですが、Switch版のHRは3D描写が比較的荒く、少し残念な気持ちになっていました。ですが、このバトルシステムのおかげで、ゲームが一気に楽しくなり、HRを購入して良かったと思えました。

この魅力的なバトル形式は、プレイヤースキル（PS）次第で戦況を好転させることができます。

■LV50上のモンスターを討伐

レベルが低くても、相当格上の敵を討伐できるというのもHRの魅力の一つです。

私はゲームがあまり得意ではありませんが、LV40くらいのときにLV99の敵を討伐できました。装備も不十分でしたが、攻撃回避を続けながら何とか勝利を収めました。時間は40分ほどかかりましたが、かなりの達成感がありました。格上の敵に挑むことを繰り返し、その達成感が病みつきになりました。

また、HRにはやり込み要素も多く存在し、階層が半端なく多いダンジョンもあります。私自身はまだ挑戦できていませんが、非常に多くのコンテンツを楽しむことができるようです。

バトルは楽しいものですが、実はバトルだけでなく、このゲームが病みつきになる要素があります。

■興奮が止まらない恋愛要素

HRではバトルだけでなく、実は恋愛を楽しむことができます。ゲーム内のキャラクターたちと交流やイベントを通じて、絆を深めたり、ロマンスを楽しんだりすることができます。

自分の好きなキャラクターと、あんなことや、こんなこと、そこまでしていいのかと思えることまで経験できるのも、HRの魅力の一つです。

他のギャルゲーやるなら、HR一択と言えるくらい、質の高いロマンスが待っています。

その恋愛模様は、ぜひプレイして実感してみてください。

余談ですが、マップ進行時、下からのカメラロールにすると素晴らしい景色が広がっています、、少し余談が過ぎました。

そんな色恋沙汰だけでなく、HRのストーリーも重厚で素晴らしいものです。

■重厚なストーリー

ゲーム内での展開されるストーリーは深みがあり、アニメや前作のゲームの内容を知っていれば、より一層楽しむことができます。

アニメや前作のゲームの内容を知らなくても、キャラクターの魅力やストーリー展開によって楽しむことができるかもしれませんが、ぜひアニメを一度ご覧いただいてからプレイしてみて欲しいです。それによって、より一層HRのストーリーを楽しめます。

ストーリーが良く感じるのは、やはりキャラクターボイスのクオリティが高いからだと思います。

■キャラクターボイスも良いですね〜

アニメでお馴染みのキャラクターボイスが物語の進行を支えています。有名な声優陣が起用されているため、やはり安心して声を聞いていられます。

恋愛要素においては、キャラクターボイスが顕著に出てくるので、最高です。

ここまでは、良い面ばかりお伝えしてきましたが、惜しい点もあります。

④ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション- DELUXE EDITION（HR）の惜しいところ

■Switch版は画質面が比較的荒い

やはりPS4版と比べると、Switch版は画質面が比較的荒いです。HRでは、イベントシーンが2Dのアニメーションで進行されるため、ここではSwitch版とPS4版に画質の差はあまり感じません。ですが、3Dの進行時になると、画質の違いが顕著になります。

私個人的には、この点が残念です。ただし、Switch版は持ち運びできる利点や、他のHRのメリットを考えると、十分良ゲーと言えます。

先ほど出てきました「2Dのアニメーション」の部分も、少し気になる部分がありました。

■2Dでのアニメーション進行は表現の自由度が低い

ゲームのメインストーリーの進行は主に2Dのアニメーションで行われますが、個人的にあまり好みではありません。というのも、2Dのアニメーションの進行時はキャラクターの表現の自由度が低いと感じるからです。キャラクターの表情には種類がありますが、毎回同じように見えてしまい、プレイしている側としては飽きがくることがあります。

ですが、キャラクターボイスが魅力的なので、全ボイスはコマ送りせずに聞けます。

この時代のゲームであれば、仕方がないことはあるかとは思います。

画質や進行以外にも、惜しいなと思うところはあります。